はっぱが16枚

11月も もうすぐ終わりですね。今年は、秋が短く、もう冬の寒さです。 この写真は、桜の葉です。桜はもちろん春の花が有名ですが、秋になると葉も赤や黄色に変わって、とてもきれいです。 「葉」の発音は「は」ですが、これに「っぱ」をつけて「葉っぱ」ということが多いです。「は」という言葉には、口の中の「歯」もありますから、「葉っぱ」というと「ああ、これは木の葉のことだな」とすぐわかって便利です。 では、この写真の中には、葉っぱが何枚あるでしょうか。 答えは「16枚」なのですが、それを一つの文の形で言うとき、助詞のまちがいがよく起きます。では、次の中から正しい答えを選んでください。 A 葉っぱが16枚があります。 B 葉っぱが16枚あります。 C 葉っぱ16枚があります。 難しいのは、「どこに助詞があるか」、そして「どこに助詞がないか」ということです。 16枚、みっつ、100メートル(m)などの数字があるとき、その数字の言葉のすぐうしろには、助詞がなにもありません。 例えば、次のようになります。 × 私は 100メートル が 泳げます。 〇 私は 100メートル 泳げます。 上の葉っぱの例では、 「葉っぱ が あります。」と「16枚 あります。」を組み合わせて、 Bの 葉っぱ が 16枚 あります。 が、正しい答えです。