自己紹介

「とうふ」と申します。日本女性です。日本語教師を約30年やっています。今は神奈川県にある私立大学で、留学生に教えています。好きな食べ物はとうふです。

2016年2月4日木曜日

「さようなら」のふしぎ 1.

今日24日は、日本の伝統的なカレンダーで「立春(りっしゅん)」と呼ばれる日です。意味は、「今日から春が始まります」ということです。
昨日23日は

で紹介したように、冬が終わる日、「節分」でした。そして今日から「春」ということなのですが、じっさいはまだ一年で一番寒いときです。「もう春になった」というのは人々の心にあるイメージで、現実とは違います。

日本では、春は「別れ」の季節です。学校が4月に始まって3月に終わるからです。そして、日本語で別れのあいさつと言えば、もちろん「さようなら」ですね。これは日本語を勉強したことがない人でも知っているくらい、有名な言葉です。でも、この言葉を本当にどのように使うかは、イメージとちがうかもしれません。

例えば、次のABCの会話の中で、実際には聞かないものはどれでしょうか。

A…店で客と店員が話しています。客は今お金を払い終わりました。
店員:「ありがとうございました。さようなら。」
客:「さよなら。」

B…学校で授業が終わりました。
先生:「今日は終わりです。では、みなさんさようなら。」
学生:「先生、さようなら。」

C…友達と遊びに行って、帰ってきました。ここで友達と別れます。
「今日は楽しかったね。」
「ほんとに楽しかったね。また行こうね。」
「うん。じゃ、さよなら。」
「さよなら。」

実際に使われないのは、どれだと思いますか。

答えは次に!