「おかあさん」と「はは」の実際の使い分けが日本語教科書とは少し違うかもしれないということについて、
で述べました。
そこで、
「あなたは自分のお母さんのことを他人に話すとき
『私の(僕の)母(はは)』と言いますか。」
という質問を5人の日本人大学生(男4・女1)にしたところ、
次のような結果になりました。
①「母」をぜんぜん使わない…1人
②目上の人にだけ「母」と言う…2人
(友達には「僕のかあさん」「うちのママ」と言う)
③いつも「母」を使う…2人
また、テレビのインタビューで芸能人などが自分の母を「おかあさん」と言うのを聞いたらどんな印象を受けるか聞いたところ、
①と②の3人が「お母さんと仲がいいんだな」という良い印象を受けると答え、
③の2人が「言葉の使い方が正しくない」と感じると答えました。
調べた人数は少ないですが、確かに日本語は変わりつつあるようですね。