「て形」が使える場合、使えない場合2

8月も終わりに近くなりましたが、まだ毎日とても暑いです。
実は私は暑いのが苦手なので、よく「暑くて、何もできない」と思ってしまいます。
おや?この文の中の「て形」の使い方は大丈夫でしょうか?
前回の記事で、「て形」は、前と後ろが同じことについての話で似ていることを並べるのがいいと書きました。でも、これは例外です。
暑くてなにもできません
天気のこと + 自分のこと
このように、前と後ろが同じことについての話でなくても、「て形」を使う場合があります。
例えば、後ろの内容が「できない」という意味で、前の内容がその原因の場合です。次のような例があります。
お金がなくて旅行に行けません

仕事が多すぎて休めません。

それから、後ろの内容が自分の気持ちを表す言葉で、前の内容がその原因の場合もよく使います。次のような例があります。
友達がいっぱいできてうれしいです
急にドアが開いてびっくりしました

いつ「て形」が使えていつ使えないかの規則は複雑だし、「正しい」と感じるかどうかが人によって違うことも多いです。ですから、「できないことを言う場合」「自分の気持ちを言う場合」のように、場合と自然な例文とセットで覚えるのが便利だと思います。

さくらはどこでしょう?

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