七五三 7は「なな」? 「しち」?

少し寒くなってきましたが、爽やかで気持ちのいい天気が続いています。
今、日本の神社へいくと、伝統的な着物を着た子供たちをよく見ます。
 
長いそでの着物は「ふりそで」です。

スカートのようなものは「はかま」、上着は「はおり」です。

 これは、11月が「七五三(しちごさん)」という伝統的な行事の季節だからです。
漢字の七五三を数字で書くと7・5・3です。
7歳の女の子、5歳の男の子、3歳の女の子がこのお祝いをします。
子供がここまで大きくなったことを家族で祝い、これからも無事に成長することを神様にお願いします。 

7歳」は「しちさい」ではなく「ななさい」ですが、「七五三」は「しち・ご・さん」と発音します。
数字の7は「しち」と読む場合、「なな」と読む場合、どちらも使う場合がありますから、ちょっと困りますね。
では、これを読んでみましょう。答えは下にあります。

① 7
② 7
③ 7
④ 17
④ 7
⑤ 7
⑥ 7
⑦ 7
⑧ 7クラス

答え 
(使わないものを〇〇のように消してあります。)
① ななねん しちねん
 なながつ しちがつ  
③ なのか  しちにち
③ じゅうななにち じゅうしちにち
 ななじ  しちじ (「ななじ」を使うこともあります)
⑤ ななふん しちふん
⑥ ななにん しちにん
⑦ ななばん しちばん
⑧ ななクラス しちクラス

「覚えられない!」と言わないで、よく見てください。
「なな」を使う場合と、どちらでもいい場合が多いでしょう。
ですから、②と④の「しちがつ」と「しちじ」だけをしっかり覚えて、ほかの場合は「なな」を使えば大丈夫です。

もし、それで間違えても、「なな」は発音がわかりやすいですから、たぶんわかってもらえるでしょう。
一方の「しち」のほうは「いち」と間違えやすいので、「し」のshをはっきりと発音してくださいね。



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