秋分の日

先週も「敬老の日」という祝日があったばかりですが、
今日も「秋分の日」という祝日です。

今日は昼間の長さと夜の長さが同じになる日で、明日からはだんだん夜の方が長くなり、季節は秋から冬へと変わっていきます。そして、12月下旬の「冬至(とうじ)」と呼ばれる日に夜がいちばん長くなり、そのあとはまた昼が長くなって、3月20日ごろの「春分の日」にまた昼と夜が同じになります。

秋の「しゅうぶん」と春の「しゅんぶん」の日は、どちらも仏教で「お彼岸(ひがん)」と呼ばれ、昔からお墓参りに行く習慣があります。
お彼岸の日には、私たちが生きているこの世と亡くなった人たちがいくあの世が近くなるという考えから、この日にお墓参りをすると言われています。


秋のお彼岸のころには、彼岸花(ひがんばな)と呼ばれる花が咲きます。
写真のようにとてもきれいな赤い花ですが、触ってはいけません。
お墓やあの世を連想させるからだけではなく、この花には毒があるそうです。


ところで今日は祝日ですが、私が働く大学は休みではなく普通に授業をやっています。なぜなら、祝日が多すぎて、全部休んでいたら授業時間が足りなくなってしまうからです。最近はどの大学でもそんなことがよくありますから、カレンダーだけを見て休みだと勘違いしないように、気を付けなければなりませんね。

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