このブログを検索

自己紹介

「とうふ先生」と呼んでください。今まで58の国と地域から来た留学生と一緒に日本語を勉強してきました。Please call me “Teacher Tofu”. I have taught Japanese Language to the international students from 58 different countries and regions.

2016年1月14日木曜日

「~ない?」の答えは「はい」か「いいえ」か

久しぶりにカットとシャンプーに美容院へ行きました。 
シャンプーをしてもらっているとき、美容師さんから「お湯は熱くないですか?」と聞かれました。
その時私は、ちょうどいい、つまり「熱くない」と感じていました。
さて、答えはどちらでしょうか。

美容師:お湯は熱くないですか。
とうふ: はい。 / いいえ。

答えは…どちらとはっきり言うのは難しいと思います。信じられないかもしれませんが、人によっていろいろな答え方があるのです。

一般的に、日本語では、相手が言った言葉と同じなら「はい」になります。つまり、この場合「お湯は熱くない」 
と同じなので、「はい、熱くないです。」という人が多いと思います。

でも、英語のように「熱い」という事実に対して、
そうであれば「Yes」、
そうでなければ「No
と言うタイプの言葉もたくさんあります。
このルールなら、
いいえ、熱くないです。」になりますね。
もともと日本語らしくない言い方かもしれませんが、外国語の影響もあってこちらの答え方をする人もいるのです。

実は、私も「はい」か「いいえ」か、一瞬迷ってしまい、結局
大丈夫です。」と答えました。
「はい、大丈夫です。」「いえ、大丈夫です。」という人もいると思います。

では、もしお湯が熱かったら何と言えばいいでしょうか。

その場合は、いろいろ考えていないで、早く「熱いです!」と言いましょう!
「さくらさん、そこ、あつくないですか?」
「はい。」
「あついの?あつくないの?どっち???」