自己紹介

「とうふ」と申します。日本女性です。日本語教師を約30年やっています。今は神奈川県にある私立大学で、留学生に教えています。好きな食べ物はとうふです。

2014年11月9日日曜日

「赤くなる」「きれいになる」

 同じ場所から撮った2枚の写真から、
紅葉(こうよう:木の葉が落ちる前に、色が赤や黄色に変わること)の様子がよくわかります。

今日は、日本語の変化の表現の基本を復習しましょう。
まず、「赤」のような「い形容詞」を使うなら、「くなる」の形にして、
木の葉が、赤くなった
のように変化を表現するんでしたよね。

では、「きれい」はどうでしょうか。こちらは「きれい花」というように「な形容詞」ですから、
になる」の形にして、
きれいになった
のように変化を表現します。

名詞の場合も、「な形容詞」と同じで、
11になった
私は将来、経営者になりたい
のようになります。


それでは、動詞の場合はどうでしょうか。
動詞には、もともと変化の意味を持っている動詞と、
変化の意味がない動詞があります。



変化の意味を持っている動詞には、「変わる」、「慣れる」、「(病気が)治る」などがあります。
これらは、そのまま
秋になれば木の葉の色が変わる。
もう新しい生活に慣れた。
のように使います。

では、例えば「食べる」のように、変化の意味がない動詞の場合は、
どうすればいいでしょうか。
こちらは「ようになる」をつけて、
日本へ来る前はあまり魚を食べなかったが、こちらへ来てから食べるようになった。
のようにします。 
以前は「食べなかった」が、最近「食べる」へ習慣が変化したという意味になります。
「~ようになる」は、
「前は辛い物が食べられなかったが、最近食べられるようになった。」
のように可能形といっしょに使われる場合もあります。
その場合は「できなかった」ことが「できる」状態に変化したという意味になります。

では、逆の場合はどうでしょうか。
前は「した」ことが「しない」状態になったり、
前は「できた」ことが「できない」状態になったりした場合です。

「しない」「できない」の「な」は文法的に「い形容詞」と同じ形なので、「くなる」になります。

最近、日本語をあまり読まなくなった
日本語をだんだん忘れて、話せなくなった

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