自己紹介

「とうふ」と申します。日本女性です。日本語教師を約30年やっています。今は神奈川県にある私立大学で、留学生に教えています。好きな食べ物はとうふです。

2018年1月14日日曜日

「半分」のうしろの助詞

新しい年になりました。
時間がたつのは速いですね。今日はもう1月15日です。1月が・・

では、ここで今年初めての日本語クイズです。
私が次に言いたいこと
「1月が ・・」の「・・」に来るのはABCのどれでしょうか。

A 半分が終わりました。
B 半分に終わりました。
C 半分 終わりました。

さくらです。ことしもよろしく!
答えは、C「半分 終わりました。」です。うしろに助詞は何もありません。
「半分」を辞書で調べたら、「名詞:全体を二つに分けたものの一つ」と書いてあります。それなら、Aの「半分が」がいいように見えますが、「半分」には名詞だけではない使い方があります。それは、「ゆっくり歩く」の「ゆっくり」と同じように、動詞に直接続いて、その様子を表す働きです。
ですから、「りんごを半分食べた。」「宿題を半分やった。」「話が半分わかった。」のように、助詞を何もつけない使い方があります。

では、こちらの場合はどうでしょうか。
A りんごを半分を切りました。
B りんごを半分に切りました。
C りんごを半分 切りました。


この写真の意味なら、正しいのは、B「りんごを半分に切りました。」です。
「切る」という動詞の目的が「半分にすること」だからです。

では、C「りんごを 半分 切りました。」は、どんな意味になるのでしょうか。
これは、「りんごを切る」という仕事を半分やったような意味になってしまうのです。
りんごを半分切りました。

「半分」は簡単な言葉ですが、助詞の使い方は難しいですね。