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自己紹介

「とうふ先生」と呼んでください。今まで58の国と地域から来た留学生と一緒に日本語を勉強してきました。Please call me “Teacher Tofu”. I have taught Japanese Language to the international students from 58 different countries and regions.

2017年9月14日木曜日

数字の読み方 100~900をどう覚える?

前回、1000の位の数字の読み方について書きましたが、本当に難しいのは100「ひゃく」の位の読み方ですね。「~ひゃく ~びゃく ~っぴゃく」といろいろな音があって、嫌になってしまう人もいるかもしれません。では、どうすれば、簡単に覚えられるでしょうか。例えば次のような方法はいかがですか?

はじめに「300 さんびゃく」と「400 よんひゃく」を覚えましょう。「ん」の後ろは「〃」がつきやすくなるので、「さん びゃく」になります。「ん」と「び」は「sambyaku」のように、唇の上下を付けていっしょに発音します。
でも400は元々「し ひゃく」でしたが「し」と「死」の音が同じなので「よん」に変わりました。後ろの「ひゃく」は元のまま残ったので「よん ひゃく」です。つまり、例外の例外です!(前回の3000と4000の説明を見てください。)

次に「600 ろっぴゃく」と「800 はっぴゃく」を覚えましょう。この二つは「ro-k(u)-hya-ku」「ha-ch(i)-hya-ku」と発音すると、( )の音が消え、空気が出るだけになって聞こえにくいです。それで、発音が変わって「っぴゃくppya-ku」になりました。

あとは例外はありません。質問する場合は「なんびゃく」です。

100 ひゃく
200 にひゃく
300 さんびゃく  「ん」があるから「びゃく」
400 よんひゃく  元は「し ひゃく」だったので「びゃく」じゃない!
500 ごひゃく
600 ろっぴゃく  発音しやすいように「っぴゃく」
700 ななひゃく  (なな しち
800 はっぴゃく  発音しやすいように「っぴゃく」
900 きゅうひゃく (きゅう 
?  なんびゃく  「ん」があるから「びゃく」

100の位の発音を覚えると、長いものを数える「本:~ほん ~ぼん ~っぽん」、コップの飲み物を数える「杯:~はい ~ばい ~っぱい」など、同じルールで発音するものがいろいろありますから、便利です。ぜひ覚えて自信をもって発音してください。

最後にクイズです。次の会話の(  )に入るのは、【a....i】のどれとどれですか。


Q:えんぴつは、(   )ありますか。
A:(   )です。

【 a なんほん  b なんぼん  c なんぽん  d ろくほん   e ろくぼん   f ろくぽん  g ろっほん   h ろっぼん   i ろっぽん 】









答え:bとi