自己紹介

「とうふ」と申します。日本女性です。日本語教師を約30年やっています。今は神奈川県にある私立大学で、留学生に教えています。好きな食べ物はとうふです。

2016年8月4日木曜日

「て形」が使える場合、使えない場合

8月になりました。今、こちらはとても暑くて湿度が高いです。

「こちらは暑くて、湿度が高いです。」は、「て形」の文です。
「こちらは暑いです。」と、「こちらは湿度が高いです。」の二つの文を並べて一つの文にしています。このように、「て形」の働きは、「前後に並べる」ということです。
では、何でも並べられるかというと、そうではありません。

ここはとても暑くて、涼しいところへ行きたい。
この文はだめです。なぜでしょうか。
前の部分は「ここ」の天気について話しています。そして、後ろは「私がしたいこと」について話しています。
このように前と後ろのテーマが違うときは、「て形」で並べることができない場合が多いのです。

⇒ ここはとても暑いから、涼しいところへ行きたい。

この部屋は暑くて、窓を開けてください。
この文もだめです。
前の部分は「この部屋」についてですが、後ろは「てください」と相手にお願いしているからです。
これも、「から」や「ので」にすると大丈夫です。
⇒ 〇この部屋は暑いから、窓を開けてください。

例えば、「エアコンを止め、窓を開けてください。」と言うと、
「エアコンを止めてください。そして、窓を開けてください。」
のように、前も、後ろも相手にお願いすることです。
「て形」は、前と後ろが似ていて、並べただけで意味の関係がはっきりする場合に使うと、いいです。

△?友達を作って、会話が上手になりました。
これは、ぜったい間違いとは言えませんが、ちょっと不自然で、直したくなる文です。

⇒〇友達ができて、会話が上手になりました
  (できたこと+できたこと)

⇒〇友達を作って、会話の練習をしました
  (したこと+したこと)


並べるのも、案外難しいですね。

「て形」の形については、こちらをどうぞ。

http://tofunihongokyoushitsu.blogspot.jp/2015/01/blog-post_18.html

http://tofunihongokyoushitsu.blogspot.jp/2014/10/blog-post_18.html