だんだん日本語に慣れてくると、長く続けて話したくなります。その気持ちは大切です。でも、ちょっと待ってください!
「アイスクリームはつめたい、おいしい、大好き、でもカロリーが高い、たくさん食べる、太るかもしれません。」
のような話し方をしていませんか。
このように話したり書いたりしたら、文法を知らないでめちゃくちゃに並べる人になってしまいます。
日本語の文法では、 の部分のように、文の途中で普通形(plain formで止めて、後ろの言葉を続けることはありません。
それぞれ、前と後ろの意味の関係を考えて、「つなぐ言葉」を選んで使わなければなりません。
「つなぐ言葉」はいろいろありますが、さっきの話の場合は、次の3つが必要です。
「~て」…同じようなことを並べる
「から」「ので」…原因・理由とその結果
「たら」…前のことをした場合の結果
⇒「アイスクリームは冷たくておいしいから大好きです。でも、カロリーが高いから、たくさん食べたら、太るかもしれません。」
この夏、「お帰り!日本語教室」では、これから少しずついろいろな「つなぐ言葉」の使い方を説明したいと思います。夏休みは遊びも大切ですが、ときどきこの教室へ日本語を思い出しに来てくださいね。