自己紹介

「とうふ」と申します。日本女性です。日本語教師を約30年やっています。今は神奈川県にある私立大学で、留学生に教えています。好きな食べ物はとうふです。

2015年3月14日土曜日

「て形」その5.「はいて」と「はいって」

今回が、間違えやすい「て形」の最後です。 
今日は、絶対にやめてほしいよくある間違いを紹介しましょう。

よくこんな文を見ます。
きのうの夜12時ごろ、おふろにはいて ねました。

ええー、 本当ですか?!
病気? それとも お酒を飲みすぎましたか?
でもなぜトイレにじゃなくて、お風呂に???
あとでそうじするのが大変だったでしょう。


でも、ちょっと待って。
本当に「はいて」でいいですか?
Ⅰグループの動詞の「て形」の作り方をもう一度見てください。
「~く」→「~いて」になりますから、
「はいて」の辞書形は「」ですね。

それじゃあ「はく」の意味は何ですか。
「おふろにはく」
あなたが言いたかったのは「はく」ではなく、
「おふろにはいる」ではありませんか。

「おふろにはいる」


では、「はいる」はⅠかⅡか、どちらのグループでしょうか。
Ⅰグループです!

「て形」は
「~う」「~る」「~つ」→「~って」ですから



きのうの夜12時ごろ、おふろにはいって ねました。
これでいいです。

この間違いが多いのにはわけがあります。
まず、「る」でおわる動詞はⅡグループが多いですが、ときどきⅠグループのものもあることです。
そのうえ「はいる」-「いれる」というように、
自動詞 - 他動詞 のペアがあって、他動詞「いれる」のほうはⅡグループであることです。
自動詞、他動詞のどちらがⅠでどちらがⅡグループかは決まっていません。動詞によって違います。

おふろに入る Ⅰグループ  →  入ってください。
  (はいる)         (はいって)
かばんに本を入れる Ⅱグループ → 入れてください。
     (いれる)       (いれて)


大変ですが、これをちゃんと覚えたら、もう「て形」は大丈夫です!